NPO法人あじさいでは、年間の研修計画を立て職員の学びの場を設けています。内容については、身体拘束、法令遵守、感染症、虐待、メンタルヘルス等と本当に多くあります。これらの研修については資料をもとに私が職員へ伝達するようにしていますが、工夫はするものの、どうしてもワンパターンになりがちであり、何年も勤務している職員には新鮮さが欠けてしまいます。
そんな中、パーパスを利用してみようと思い、外部講師として身体拘束・虐待について話をして頂きました。その研修の中で「介護者が知らないこと(知識がない)ことでどうしていいのかパニックになる」というお話があり、正にそうだなと感じ、自分の怒りを知るというワークもあり、短時間にとても多くの学びがありました。講師の方は介護現場で介護職として働かれていた経験もあり、僕もそうでした。僕もそうなると思いますというように、実体験に基づいた中での話でありとても聞きやすかったです。
私だけの力で職員全てに知識をつけることは到底不可能ですが、外部講師の方の力も借りて、職員がより多くの知識を身に付け実践できるようにと願い、今後もパーパスを活用させていただこうと思っています。